『The Boys ザ・ボーイズ』amazonプライム の過激なSFブラックコメディが面白い!

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amazon primeオリジナルの過激なSFブラックコメディドラマ『The Boys ザ・ボーイズ』が今話題になっています。

配信開始は2019年7月〜ですが、配信から2週間で今年最も再生されたドラマの一つになったそうです!早くもシーズン2の制作が決まっているということで、私もシーズン1の全8話を全部見終わったので、ドラマについてまとめてみたいと思います。

この記事の最後のドラマの感想は多少ネタバレが含まれてしまいますので、これからの方は感想の前まででストップ!でお願いします(_ _)

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『The Boys ザ・ボーイズ』ってどんなドラマ?

ガース・エニスとダリック・ロバートソンによる同名のコミックを原作とするSFブラックコメディです。

amazonの公式ページに記載された概要では下記のような紹介がされています。
これだとドラマの面白さは伝わらないのですが、、、とりあえず。

欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローたち。非公式に「ザ・ボーイズ」と呼ばれるグループが腐敗したスーパーヒーローたちを倒そうとする。特殊能力を持たない彼らは根性と信念で悪しきヒーローに立ち向かう。

予告編はこちらです!
※こちらは英語版ですが、実際のドラマは字幕付き・吹き替えもあります。

スーパーヒーローたちが活躍する世界で、彼らはまさに子供たちの憬れ、人々の尊敬を集める存在。特に「セブン」と呼ばれる7人のスーパーヒーローたちは神のような存在。でも、その名声のせいで彼らは腐敗し、実は裏では恐ろしいことをやっているものがいる。。。

実は現代社会におけるセレブリティたちの問題を投影していると言われています。セレブリティによるセクハラや問題行動などだけでなく、軍の問題、兵器の保持の問題など、実際に現在のアメリカで起こっている問題に置き換えて見てみると、ある意味社会派ドラマなのではないかと思います。

そして、特殊能力を持たない普通の人間達が仲間となり、スーパーヒーローに立ち向かわねばならない理由があるのです。
彼らは腐敗したスーパーヒーローたちを始末しようと、彼らを始末するために立ち上がり、様々な手を駆使しながら、立ち向かっていく、、、。

ドラマ自体のストーリーはそんな感じなのですが、ブラックコメディと言っているだけあって、結構グロいシーンも多く、また、エロいシーンも多いので、18+の作品となっています。

The Boys ザ・ボーイズの登場人物

ではこのドラマの登場人物を見てみましょう。
( )内は俳優名です。

ザ・ボーイズ:スーパーヒーローに立ち向かうメンバー

ウィリアム・”ビリー”・ブッチャー (カール・アーバン)

元FBI捜査官。ある事件をきっかけにスーパーヒーローたち、特に”セブン”のメンバーに憎しみを抱き、彼らを葬るためのグループの中心人物となる。チョイ悪オヤジっぽいというか、ちょっとくたびれた感じがありつつも、野性味あふれてて、渋カッコいい感じです。

ビリーを演じるカール・アーバンは『ロード・オブ・ザ・リング』の『二つの塔』『王の帰還』にエオメル役として出演。『マイティ・ソー・バトルロイヤル』ではスカージ役で出演していた。

ヒューイ・キャンベル (ジャック・クエイド)

電気店で働く まじめなちょっとオタクっぽい青年。恋人のロビンと平凡だが幸せな毎日を送っていたが、あるスーパーヒーローにその幸せを奪われたことで人生が変わっていく。

演じるジェック・クエイドは父はデニス・クエイド、母はメグ・ライアンというサラブレッド。
別のamazonプライムオリジナルのドラマ 『Vynl』でクラークを演じていました。

フレンチー (トマー・カポン)

フランス出身のアウトローで、ビリーの古くからの仲間だが、しばらく距離を置いていた。
銃の密売や薬の売人をやっている。

マザーズミルク(ラズ・アロンソ)

非行少年達の保護・更生を生業とし、妻や子供を大切にしている。
元はビリーの仲間だったが、フレンチーとは犬猿の仲。

キミコ (福原かれん)

キミコの登場は後の方なので、ここでは詳しく書かないですが、演じているのは日系アメリカ人の女優さん。
映画『スーサイド・スクワッド』山城たつ 役で出演。

 

セブン:スーパーヒーローの中でも選ばれた7人のメンバー

ホームランダー(アントニー・スター)

星条旗の旗を付け空を飛ぶことができる、いわゆるスーパーマン的な能力を持つ超人でセブンのリーダー。
目から放たれる光線はどんなものも破壊し、透視能力や超人的な力ももつ無敵の存在。

演じるアントニー・スターは、ドラマ「バウンシー」で主役を演じていました。

アニー・ジャニュアリー/スターライト(ドミニク・マケリゴット)

壁を素手で破壊したりできる怪力を持ち、電気を操り手から光弾を放出する力を持つ。
幼い頃から母親の期待に答えようとトレーニングを重ね、新たにセブンに新規加入が認められ、世の中の役に立ちたいと思う純真な美女。

ディープ/THE DEEP (チェイス・クロフォード)

イルカなどの水棲生物と会話ができ、身体にエラがあるため、水中でも呼吸ができる。

演じているのは、『ゴシップガール』ネイト役のイケメン チェイス・クロフォード。
コミカルな役でちょっとビックリ!

Aトレイン (ジェシー・T・アッシャー)

高速移動能力を持った黒人のスーパーヒーロー。電車を引きずる怪力もあるが、第1話である事件を起こしてしまう。

トランスルーセント (アレックス・ハッセル)

身体を透明にすることができる。

暇を持てあましては、女性トイレを覗くなど下品な行動も見られる。

クイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)

スターライトが入る前はセブンで紅一点のスーパーヒロイン。
アマゾネス風のコスチュームで、驚異的な身体能力と美貌を持っている。

ブラック・ノワール(ネイサン・ミッチェル)

漆黒のコスチュームに身を包み、一言も話さない寡黙な覆面ヒーロー。謎が多い。

その他の登場人物

マデリン・スティルウェル (エリザベス・シュー)

スーパーヒーローたちを管理している事務所(芸能事務所的な)であり、スーパーヒーロービジネスを展開する巨大企業ヴォートの副社長。
ホームランダーの担当であるが、ふたりは複雑な関係が。。。

ヒュー・キャンベル (サイモン・ペグ)

ヒューイの父親で電気店を営むごく普通の男。
演じるのはイギリスの俳優で「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ポール」などで主人公を演じたサイモン・ペグ。
なぜこの役でこのドラマに!?

ここから先はちょっとだけネタバレが含まれるのでご注意を!

The Boys ザ・ボーイズ シーズン1の感想

シーズン1を見始めて、1週間で8話全話見てしまいました。
1話見ると、次が気になって止められない!!!!っていう感じでした。

結構ハードな内容だし、グロいシーンもあるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、最初に書いたように、ある意味現代社会の闇を表しているところもあって、面白いドラマだと思います。

第1話は結構ショッキングでした。何も予備知識がなく見たので、ヒューイの恋人に起きたことを見た瞬間は言葉を失いました。

個人的に好きなキャラクターは、マザーズミルクとフレンチーかな。
主人公のビリーはちょっと過激過ぎ&人を巻き込み過ぎな所があるけど、理由が理由だけにしょうがないかな。
キミコとフレンチーの恋(?)の行方もむちゃくちゃ気になる。

ディープは、どうしてもゴシップガールのネイトを思い出してしまうので、ああいうネイトを見るのはちょっと複雑な心境です。カッコ悪いんだもん。。www  コミックではスターライトにセクハラしたのはディープではなく、ホームランダーやAトレインなんだとか。
海洋生物に優しいディープだから、セクハラはやめてほしかった。。。

それにしても、大きな組織とスーパーパワーを持つ超人たちの強いタッグに、あんな普通の男達だけで何とかなるのだろうか、、、と思いますが、シーズン1の最後も結構驚きの展開だったので、シーズン2が早く見たいですね。
まさか あの人が死んでしまうとは思ってませんでした。色々複雑です。

というわけで、私は大いに楽しんだ『The Boys ザ・ボーイズ シーズン1』(全8話)。まだの方はぜひ見てみてくださいね!

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