エクスタント シーズン1第9話まで見た感想

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WOWOWで放送中のハル・ベリー主演SFドラマ『エクスタント』ですが、第9話まで見ましたので、雑感を。

まずこのドラマのあらすじですが、女性宇宙飛行士のモリー(ハル・ベリー)が宇宙ステーション・セラフィムで13ヶ月の単独任務を終えて帰還すると、不妊症且つ単独任務であったにも関わらず妊娠していることが判明!実は任務中に不可解な出来事が。それはすでに死んでしまったかつての恋人が目の前に現れ、その時の記憶がモリーには定かでないということ。
そして、科学者の夫が作り出したアンドロイド・イーサンと3人の暮らしに戻るが、妊娠をキッカケに彼女の身の回りには不審な出来事が相次ぎ・・・という話。

シーズン1は全部で13話ということなので、9話まで見たということは、残り4話ですね。

以降ネタバレ含まれますので、読む方はご注意を!

この話のコアとなっている「家族」なんですが
1.モリーのお腹にいたけど、奪われてしまった赤ちゃん(=地球外生命体で危険な存在)とモリーの関係
2.アンドロイド・イーサンと、父であり開発者であるジョンの関係

そして、まだ関係がよくわからないのが、
このアンドロイド・イーサンと、赤ちゃん(地球外生命体)がどのように関わっていくのか。。。。という点ですね。

1の話については、モリーがやたら母性に目覚めちゃってて、狂ったように「My baby」となってるのがちょっと怖いし、イラっとします。その”赤ちゃん”とやらは、モリーのお腹にいたかもしれないけど、明らかにまともに妊娠した子ではないし、武装した人間を操ってお互い殺し合うように仕向けたりもできる、超自然的な存在だということをモリーは知っているはず・・・なのに。そのためだったら、夫も、アンドロイドとはいえ、自分を母と慕っているイーサンを捨ててしまうところも、納得いきません。
結局元恋人との子供かも!?とか思っているのか、あるいは、それもその地球外生命体が操っているものなのか。。。よくわかりませんが、何だかよくわからない存在のためにあそこまで必死になれるものなのでしょうか。。。。

アメリカのドラマの女性主人公はやたら自己主張が強くて、自分の考えを正当化して周りを危険にさらすタイプが多いように思えますが、今回のエクスタント主人公モリーも例外ではありません。もう少し柔軟性があるタイプはいないんだろうか。。。苦笑。

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2の話については、イーサンの成長が自分の設計した以上になってしまって、ジョンは戸惑います。でも何だか反抗期の息子を抱えた父親って感じです。自分が作ったアンドロイドだから自分の思うように、自分の理想の息子を作ったつもりだったんでしょうね。でもイーサンとジョンの関係は回を追う毎に微妙な感じにズレていくようですね。
そして、イーサンの開発者の一人でジョンの助手ジュリーは男前のオーディンにすっかりだまされてますが、オーディンはイーサンもだましちゃうんですよね。すごいなー。アンドロイドなのに、オーディンに騙されちゃって。。。人間っぽすぎるやろ!!っていう突っ込みを入れたくなります。

オーディンはこのドラマの登場人物の中では唯一といっていい男前キャラですね。( ̄∇ ̄) オーディンは、イーサンとジョンの仲を裂いて、イーサンを危険な存在に仕立て上げようとしているような感じではありますが、面白そうな展開としては、例えばオーディンがイーサンと近づきすぎてイーサンとの間に本当に絆が生まれちゃって。。。みたいな。男前キャラなので、悪役ではなく、いい役にチェンジしてくれることを期待したいです。

ちなみに、真田広之さんもなかなかの黒幕っぷりです。。。が、結局奥さんに騙されてるってことですよね?(奥さんがオーディンとつながっている為)

それにしても、地球外生命体むっちゃくちゃ怖いです。だって人間の養分を吸って生きてるってことですよね?
モリー、早く目を覚ませ!!!それは「母性愛」ではなく、「執着」ではないのか!?と。。。
でもどう見ても、モリーってジョンのことを愛してないように見えます。ジョンが不憫でなりませんが、どういう形で落ち着いていくんでしょうか。。。。

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